はじめに|資産形成を本気で考えた理由
私は32歳の会社員として働きながら、資産形成に真剣に取り組んでいます。
きっかけは24歳の頃、職場の資産形成セミナーに参加したことでした。
「NISAやiDeCoなら非課税で投資ができる」と聞き、なんとなく始めた投資。
当時は将来のお金のことなんて大して考えていませんでしたが、28歳のときに友人が「株だけで1,000万円を貯めた」という話を聞いて衝撃を受けました。
「自分も本気でやれば自由を手に入れられるのかもしれない。」
その瞬間から、投資やお金の勉強に時間を割くようになり、FIRE(経済的自立・早期リタイア)という考え方に出会いました。
以来、**「お金に縛られない生き方」**をゴールに掲げて積み立てを続けてきました。
現在の資産額とアセットアロケーション

2025年7月現在、私の総資産は 約3,800万円。
アセットアロケーションは以下のようになっています。
- 日本株:10%
- 米国株・投資信託:75%
- 仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム):5%
- 年金保険など:5%
- 現金・預金:5%
現金比率を低めにし、株式・投資信託を中心に運用しています。特に米国株(S&P500、NASDAQ100)に厚めに配分しているのが特徴です。
投資戦略と銘柄選び
私の投資戦略は非常にシンプルです。
「コアは米国株インデックス、サテライトでリスク資産を少し加える」
「最低限の生活維持コストを残し、残りはタイミングを計らず積立投資」
現在の私は会社員として安定した収入がある一方、現在は残業も多く資産管理にあまり時間を割きたくないという思いから、積立投資を中心とした手間のかからない投資戦略を心がけています。
毎月の積立額は以下のとおりです。
- S&P500連動の投資信託:22万円
- 仮想通貨(BTCまたはETH):5万円
合計:27万円
S&P500はアメリカを代表する500社の株価に連動するインデックスで、長期的に見ても安定した成長が期待できると考えています。
加えて、仮想通貨のようなリスク資産も少額で取り入れています。理由は、長期で見たときに成長性や分散効果があると考えるからです。
支出管理と生活スタイル
「投資をするために節約しなきゃ!」
以前はそんな気持ちが強く、自炊中心の生活や固定費の削減を徹底していました。
でも、最近は考え方が変わりました。
「無理して節約することで、生活が味気なくなるのは違う。」
今は、職員住宅に住んでいることもあり、家賃負担がかなり抑えられています。
その分、外食や趣味にある程度お金を回し、ストレスを溜めない生活を優先しています。
ただし、サブスクの整理など、固定費だけは定期的に見直すようにしています。
FIREに向けた将来のプラン
私は「完全FIRE(労働ゼロ)」よりも、サイドFIREを理想としています。
資産が 5,000万円あれば、独身であればある程度安心して暮らせると考えています。
ただ、結婚して家族を持つことを考えると、1億円以上は確保しておきたいところです。
1億円を年5%で運用できれば、年間500万円の資産収入。
これに労働収入を合わせれば、住むところにもよると思いますが、ある程度の期間は暮らしていけるでしょう。
一方で、40歳まで今の職場で走り続けることへの不安もあります。
「仕事が辛くて、このまま10年続けられるだろうか…?」
そんな気持ちが強くなり、**「1年だけ疑似FIRE生活をしてみようかな」**という選択肢も現実的に考えるようになりました。
資産形成のために大事にしている考え方
資産形成は単なるお金儲けではありません。
**「自分の時間を、自分の意思で使うための自由を得る手段」**だと考えています。
- やりたいことを我慢しない。
- 嫌な仕事を無理に続けなくても生きていける基盤を作る。
- お金を理由に夢を諦めない。
この3つをモットーにしています。
お金=安心感と自由。
だからこそ、積立投資は生活の中心的な軸として続けています。
これからの目標とやりたいこと
資産形成をしながらも、**「今を楽しむこと」**を忘れたくないと思っています。
将来のためだけに生きるのは本末転倒ですからね。
自転車、登山、旅、地理、歴史など、興味のあるやりたいことを実現しながら、40歳までに1億円を達成するための戦略を考えていきます。
まとめ|「自由に生きるための資産形成」をあなたも考えてみませんか?
投資は目的ではなく、私にとっては自由に生きるための手段です。
私もまだ道半ばですが、資産形成を通して少しずつ「自分の人生を選ぶ力」が増していると感じます。
「資産形成を始めたいけど難しそう」と思う方は、まずは月1万円の積立から始めるのがおすすめです。
小さな一歩でも、5年・10年と続ければ確実に未来は変わるはずです。
コメント